1年数か月ぶりに求人募集再開。久しぶりのブログ更新。
個人的には入社して1年と半年になりました。
当社で働いてみたいという方のために、忖度なしで向いている人、向いてないと思う人を挙げてみたいと思います。普通の会社なら、消せと言われると思います(笑)
※社長の意見でもなければ、跡継ぎ予定の孫君の意見でもありません。何の権限もない入社1年半の社員の勝手な意見です。
ここの内容を面接で社長に言っても「何言ってるんだ?」と思われる可能性があるので、事前に問い合わせフォームからご連絡いただければ、工場見学や面接対策もお伝えします。
向いている人は、
①新しいこと、大きなことをやりたい人
②モノづくりが好きな人
③仕事は仕事と割り切って、プライベートの時間を優先したい人
①新しことや大きなことをやりたい人へ
【重要】僕や孫君がやっていることは業務命令ではないので、基本的に時間外で無給でやっています。少なくとも今後数年は、開発費や給料をもらいながら業務でするという話ではないです。
若手が2人しかおらず、他の社員はほとんど高齢者という環境の中で、今播いている種の一つでも当たりが出れば、大きなリターンが得られます。
創業50年以上の実績と信頼、設備があるベンチャー企業だと思ってください。
世の中には一定数、同じことを続けられない人、新しいことをやりたい人がいます。自分自身がそうです。
いくらお金をもらっても、ライン作業は1年も続けられないと思います。それをするくらいなら、起業します。
ここまで極端な人は少ないとしても、つまらないと思いながら、周りの目や社会の空気を気にして我慢して働いている人が多い気がしています。
トーカイ・ステンレスでは、新入社員が入社1か月でホームページを作って求人をして、その後半年くらいかけて工場内の大掃除をして、最近は新しい商品を開発しています。
どれも、業務としてお願いされたわけではないので、空き時間でやってますが、入社時からここまで自由にやらせてもらえる会社も少ないと思います。
今、僕は商品開発をしたり、孫君はブランドづくりや新規事業の立ち上げをしていて、小さい町工場のサラリーマンなのに可能性は無限大です。もしかしたら大きな事業に成長するかもしれません。
三重の会社で若手で年収1000万円超える会社は、ほとんどないと思います。しかし、自分が作った商品が当たれば、可能性はあります。
当たらなければ、給料は安いですけど、モノづくり技術を身に付け、新事業や新商品の立ち上げの経験があれば、転職市場での価値は高くなります。
若者でも女性でも関係なく、やりたいことは、やりたい時にやったらいいと思います。
やってみて、合わなければ、他のことをやってみればいいだけです。
長い人生の中で自分に合わないことを見つけられるだけでも、いい経験になります。
心の片隅にでも「商品企画や開発をしたい」「自分がデザインした商品を売りたい」「求人をしたい」「マーケティングをしたい」「お金持ちになりたい」「有名になりたい」とかがあれば、挑戦する環境は提供します。
そうは言っても、何から手を付けていいかわからないなら、やり方は教えます。
前例が2人いて、若者が何かをやっている率は100%なので、ほかの会社に比べたら、自由にやりたいことができます。
全然違う業界から転職を考えていて不安な方もいるかもしれませんが、合うか合わないかは、やってみないとわかりません。ただ、前職の経験は活きることが多いはずです。
例えば、以前保育士をやっていたことがあります。公立の保育園と町工場ではほとんど共通点はないですが、保育士をしていたからこそ、子どもが喜びそうな物も作れます。それが新しい商品のヒントになったりします。
キリがないので、これくらいにしますが、少しでも面白そうと感じたら、工場見学に来てください。学歴も職歴も実績も何も条件はありません。
②モノづくりが好きな人へ
1年半くらい働いていますが、似たようなものは有っても、同じ物を作ったのは1回だけです。
半日でできるものもあれば、1週間以上かかるものもありますが、基本的に毎回違うものを作っています。
受注した図面を見て、自分が分かる図面を描いて、材料を注文して、タレパンのプログラミングをして(コード記入は必要なく、CAD図面です)、材料の切断や曲げをして、溶接して、仕上げをして、物によっては現場に取り付けに行きます。
未経験で図面が読めなくても、1年くらいあれば、周りに聞きながらでも一人で出来るようになります。見て覚えろなんてことはなく、みんな優しく教えてくれます。
得意なこと、苦手なことがあると思うので、全部ができるようになる必要はないし、得意なことを伸ばしていけばいいです。
営業だけ、溶接だけ、取り付けだけという社員もいます。
営利企業なので、アーティストではなく、注文があったものを、早く、きれいに、正確に作る職人的なモノづくりはしてほしいです。
(将来的には「この人(会社)が作った物が欲しい」と言われるようにしていきたいですが、それはもう少し先の話になると思います)
世の中に製造業は多いですが、
・毎回違うものを作る
・自分で手順を考えて、図面から作製、取り付けまで行える
・手摺など自分が作った物が身近な場所にある
そんな技術が身に付き、職人魂を満たせるような職場は滅多にないと思います。
基本的に個人や少人数のチームで作るので、自分のペースで作れ、最低限のコミュニケーションで済みます。
どこに行ってもコミュニケーション能力が求められる世の中で、人と向き合うよりも、目の前のモノづくりをしている方が幸せという方の応募もお待ちしております。
③プライベート重視の方
1年半働いていますが、残業がない月がほとんどです。たまに忙しくて、残業したり休日出勤をしたりする時もありますが、全員が出なければならないほどでもなく、出られる人が出ています。
僕は少しでも油断するとワーカーホリック気味になってしまいますが、17時に仕事が終わって、夕食を作らないといけないという環境があると、間違いなく体への負担は少なかったです。
今日中(午後10時が定時?)に終わらせればいいという環境と、17時までに終わらせないといけないという環境では、仕事の絶対量は減るかもしれませんが、生産性は高まります。残業時間が少ないからこそ、やりたいと思った時に、やりたいことをする余裕があります。
日本人の生産性の低さの理由を身をもって感じました。
トーカイステンレスの人たちで、イライラしている人がいなくて、人間関係がいいのも残業がほとんどないからかもしれません。
会社が①や②の人ばかりになると、定時という概念すら消えてしまいそうなので、絶対に必要な存在です。
長くなったので、向いていない人は、また別で書きます。そっちも読んでから、応募してください。
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