入社してから1ヶ月。初めて最初から最後まで自分で1つの製品を作りました。
手すりの作り方
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1.依頼の図面を読む
2.自分でCADで図面を作り、材料の注文をしたり、組み立てる順番を考えたりする。
3.注文した材料が届いたら、必要な長さにカットしていく。
4.バリを取る
5.材料の準備が完了
6.いよいよ、溶接。この道50年のベテラン職人さんにコツを教わりながらやっていく。
7.溶接時に位置を固定できるように、位置決め用の治具も、図面を描いて、板を切って、曲げて制作。これが有ることで、早く正確に作れます。
8.溶接完了。最初はうまくいかなかったけど、やっていくうちに、なんとかできるように。ただ、火力が強すぎて全体がねじれてしまう。。。皆さんに協力してもらいながら、なんとかまっすぐになりました。
9.溶接で出っ張っている所を削って、シンナーで拭く。
10.錆止めを塗って、工場での作業は終わり。
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このあと、現場に設置して、ペンキを塗ったら完成です。また、機会があれば設置した所に行ってみたいです。
溶接なんて、20年くらい前に学校の授業で少しやっただけで実務は未経験。それでも1ヶ月でなんとか形になりました。
今回は鉄の角パイプで厚みも有ってやりやすかったですが、アルミやステンレスの丸パイプの溶接はもっと難しいと思います。
大きな会社だと、製品の一部にしか関われませんが、小さな町工場なので、一人で製品を作ることができます。
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