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ドリルの刃の研磨

高専の機械科を卒業しながら、今までドリルの刃を砥石で削れることを知りませんでした。


冷静に考えれば、長さがまちまちなので、誰かがやっていたんですけど。


今まで、切れないドリルのストレスは大きく、少しでも切れそうなのを探しながらやっていました。


それで、やり方を教えてもらって磨いてみたんですが、中々、難しいです。


数十分格闘して、You Tubeでやり方を検索して、そうすると、案外難しいものらしいということが分かり、

それならと、安くてドリルの刃の研磨機とかないかなと探すと、一万円もしない物が有りました。

 

こういうときに少し迷いが出てきます。

自分の技術を磨くという意味では、何回も練習して、自分でできるようになる方がいいけれど、

その人件費よりも機械を買ったほうが安くて早いです。しかも、機械なら他の人も練習なしに使えます。


大手の工場時代なら、すぐに買っていたと思います。

その方が作業効率も上がり、派遣や現場の人が誰でも同じクオリティでできるし、ドリルの消費も少なくてすみます。


できないよりできる方が良いし、職人ぽいけど、

火をおこしてお釜で米を炊いたり、洗濯板で洗濯するのと同じで、機械があれば全く使うことも無い技術を身につける必要も無いよなと思ったりします。


めちゃくちゃ高価な機械だったり、注文してから届くまで何週間も待ったりするなら、いざと言うときに役に立つけど、

Amazonで数千円で翌日届くもので、ドリルの刃なんて予備はいくらでもあるし、無ければ車で10分も行けば数百円で買えてしまいます。



さて、僕は、このドリルの刃を磨くという技術を身につける必要があるのでしょうか???


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